2010年07月の記事 | 浅川家のクロネコ・レイちゃんの日記 ときどきコンサート案内

9/10 大阪クラシック 第74公演

 古典派の、ちょっとめずらしいけれど素敵な室内楽曲を1年に1曲づつ、大阪クラシックの機会にお聴きいただこうというプロジェクトが、コントラバスの松村さんはじめ、みなさんのご尽力で進行中です。昨年まではモーツァルトのお弟子さんのフンメルをとりあげてきましたが、今年はベートーヴェンのお弟子さん、フェルディナント・リースのオクテットを演奏させていただきたいと思います。

  フェルディナント・リース:八重奏曲 Op. 128

      Cl 田本摂理    Fg 宇賀神広宣
      Hn 藤原雄一     Vl 横山恵理
      Va 吉田陽子    Vc 石田聖子
      Cb 松村洋介    Pf 浅川晶子

  会場:大阪市中央公会堂 中集会室
  日時:2010年9月10日 19時30分
  入場料:500円
  電子チケットぴあ0570−02−9999(Pコード111−893)
  ローソンチケット0570−000−407(Lコード53186)
  8/31以降は050−5810−0923大阪フィル
  

9/7 大阪クラシック 第23公演

 昨年まで、年に1曲づつJ. N. フンメルの、比較的大きな編成の室内楽曲を取り上げてきましたが(七重奏曲第1番Op. 74、七重奏曲第2番Op. 114”軍隊”、五重奏曲Op. 87)、今年はフンメルのフルート・ソナタをお聴きいただこうと思います。編成が大きい作品は、おおむね「ピアノ対他の楽器群」という書き方がされていたと思いますが、このソナタは、完全に”デュオ”です。フンメルの、また違った魅力を感じていただけるのでは、と思います。ベートーヴェンのフルート・ソナタは、遺稿のなかから見つかったそうで、本当に彼の作品かどうかはいまだに判然としないそうです。聴いてみて、皆様はどう思われますでしょうか・・・。

  ベートーヴェン:フルート・ソナタ Anhang 4
  フンメル:フルート・ソナタ Op. 50

      Fl 野津臣貴博
      Pf 浅川晶子


  会場:大阪市中央公会堂 中集会室
  日時:2010年9月7日 14時30分
  入場料:500円
  電子チケットぴあ0570−02−9999(Pコード111−893)
  ローソンチケット0570−000−407(Lコード53186)
  8/31以降は大阪フィル050−5810−0923
  

9/8 大阪クラシック 第43公演

 午後は管楽器のみなさんのジョイント・コンサートです。最近何年か、毎年このメンバーで1公演させていただいておりますが、今年はソロの管楽器とオーケストラのための作品を、ピアノ版でお聴き頂こうという企画です。リーツの「演奏会用小品」も、もともとオーケストラと独奏オーボエのための曲です。ちなみに、リーツは第74公演の作曲家、リースとは別の人です。メンデルスゾーンと親交があり、同じように指揮者としても活躍しました。


  モーツァルト:ホルン協奏曲 第1番 K.421
  リーツ:演奏会用小品 Op. 33

      Hn 池田重一
      Ob 浅川和宏
      Pf  浅川晶子

  会場:ザ・フェニックスホール
  日時:2010年9月8日 13時45分
  入場料:500円
  お問い合わせ:06−6363−7999 ザ・フェニックスホールチケットセンター
         (8/30まで)
                           050−5810−0023 大阪フィル (8/31以降)

9/8 大阪クラシック 第39公演

9/8は2公演に出演させていただきます。午前はクララ・シューマンのトリオ。クララは大作曲家ロベルト・シューマンの奥様で、父の指導のもと天才少女として デビューして以来、ヴィルトゥオーゾとして活躍した大ピアニストですが、意欲的に作曲にとりくんでいた時期があり、女性作曲家としては最も有名な方と言えるでしょう。ロベルト・シューマンは、妻に自分の作品を弾いてもらいたいといつも考え、そのようにしてきましたが、クララの作曲の才能のほうもとても認めていたそうです。そのクララの作品を、女性ばかり3人の奏者で演奏します。

  クララ・シューマン:トリオ Op. 17

                  Vn  横山恵理
      Vc  石田聖子
      Pf   浅川晶子

  会場:リーガロイヤルホテル 1F メインラウンジ
  日時:2010年9月8日 11時
  入場無料

9/5 大阪クラシック 第6公演

 今年も「大阪クラシック」の季節がやってきました。私もいくつか出演させていただきます。
最初は大阪市内の障害児施設の児童・生徒さんたちをお招きして、ヴィオラとピアノの響きを聴いていただくコンサートです。ヴィオラ奏者の岩井さんのお話で、楽しくすすめていきたいと思っています。岩井さんは温厚なお話ぶりが素敵で人気ですが、実は、下調べがすごいんです!今回もきっといいお話をして下さると思いますよ。

 ブリッジ:アマリリス
      女ゴンドラ漕ぎ(ゴンドリエラ)
      子守歌(ララバイ) 他
 ベートーヴェン: エリーゼのために
 シューマン:アダージョとアレグロ 
              

     ヴィオラ 岩井英樹
     ピアノ  浅川晶子

 会場:カフェ・ド・ラペ
 日時:2010年9月5日 14時
 お問い合わせ:050−5810−0923 大阪フィルハーモニー
  (障害児施設の方々のための専用公演です)

 



9/3 クラシックライヴサロン「サロン・ドゥ・アヴェンヌ」

 2010/9/3、堂島のクラシックライヴサロン「サロン・ドゥ・アヴェンヌ」でフルートの野津臣貴博さんと、ライヴに出演させていただきます。

 ベートーヴェン フルート・ソナタ Anhang 4
 フンメル    フルート・ソナタ Op. 50
 シューベルト  アルペジョーネ・ソナタ D821

    Fl. 野津臣貴博 Pf. 浅川晶子

フンメルはベートーヴェンと同時代のピアニスト兼作曲家で、当時ふたりはヨーロッパ音楽界の人気を二分する存在だったようです。個性のまったく違うふたりは、対立的に見られることもあったようですが、実際は友人どうしで、お互いに認め合っていたそうです。ベートーヴェンの亡くなったときの追悼演奏会で、フンメルはベートーヴェンのオペラ「フィデリオ」の「囚人たちの合唱」を主題に即興演奏をし、たいへんな感銘を与えたということです。こんなふたりのフルートとピアノのためのソナタを、どうぞ聴き比べてみて下さい。あと、シューベルトのアルペジョーネ・ソナタも演奏することになりました。アルペジョーネというのは、ギターとチェロを合わせたような楽器だそうですが、こんにち演奏されることは稀です。それで、このソナタはチェロ、ヴィオラなど、いろいろな楽器で演奏されているのですが、今回はフルートでの演奏です。シューベルトが自作を携えてベートーヴェンを訪ねた、という逸話は、こんにちでは信憑性があまりない、とされていますが、シューベルトが作曲家としてのベートーヴェンをとても尊敬していたことは事実らしく、いろいろな作品にその影響が見られると言います。お互いにつながりのある3人の作曲家のフルート・ソナタを聴いていただく一夜です。

演奏は夜8時からと9時30分からの2回です。開場は7時です。
ドリンク・おつまみ付き¥4,500

詳しくはサロン・ドゥ・アヴェンヌにお問い合わせ下さい。

tel 06−6344−0939
e-mail avene@unosystem.co.jp
大阪市北区堂島1−1−5
梅田新道ビルB1

レイちゃん 9

 おともだちといっしょにゃ。


7/25 橿の木コンサート

 先月にひきつづき、7月も「橿の木コンサート」で吉田文子さん(ファゴット)の伴奏をさせていただきます。今回は、クルーセルの「ファゴット コンチェルト」です。

日時:2010年7月25日 午後7時開演
場所:橿原市中央公民館 分館(小房町)(旧橿原市婦人青少年会館)
入場料:無料
お問い合わせ:0744−25−0691(橿原音楽協会)

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